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ビックリマンシリーズ 機種 タイトル 概要 判定 PCE ビックリマンワールド 『ワンダーボーイ モンスターランド』のキャラ替え移植。 良 ビックリマン大事界 登場が早すぎたデータベースソフト。 なし FC ビックリマンワールド 激闘聖戦士 シリーズゲーム化作唯一の純RPG作品。 なし GB スーパービックリマン 伝説の石版 SFC版同様、評価は低い。 SFC スーパービックリマン カクカクの動き・崩壊したバランスの格闘ゲーム。 ク DC ビックリマン2000 ビバ! フェスチバァ! NGP ビックリマン2000 ビバ! ポケットフェスチバァ! 上記のネオポケ移植にして数少ないセガ製タイトルの1つ。 GB ビックリマン2000 チャージングカードGB 同名のカードゲームをコンピュータゲーム化。 DS ビックリマン大事典 『大事界』と同じくデータベースソフト。 なし 3DS ビックリマン 漢熟覇王 三位動乱戦創紀 シリーズ概要 1985年後半期から一大ブームとなったロッテエのチョコウエハース「ビックリマンチョコ」のオマケのシール「悪魔VS天使」シリーズのゲーム化作品。 元々「ビックリマンチョコ」は1977年に誕生したもので当初からシールもオマケとして付いていたものの、あくまでオマケの域を出ないものにすぎなかったが1985年7月に始まった10代目にあたるシリーズ「悪魔VS天使」シリーズで一大ヒットとなった。 本元のシールは「天使」「お守り」「悪魔」それぞれ12通り+ヘッド(1or2枚)で構成されており、それが第〇弾という括りで2ヶ月程度で代替わりしていく方式が取られていた。 ヘッドシールはレアでプリズムシールやホログラムシールになっているなど他との差別化がなされており、全体の梱入数も少なくいかにも特別感あふれるもので所持していることがある意味ステータスとなった。 当時既に巷の認識は「悪魔VS天使シリーズ」=「ビックリマン」で「スーパーゼウス」をヘッドとする「悪魔VS天使シリーズ」の第1弾シールが歴史の始まりのような位置付けで定着し9代目シリーズ以前は現在では実質的になかったこと同然の扱い(*1)となっている。 本家本元のシールでも以後は「悪魔VS天使シリーズ」から派生したもので展開され、ゲーム作品も「悪魔VS天使シリーズ」と、その後継シリーズのみがベースとなっている。
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ビックリマンワールド メーカー ハドソン 発売日 1987年 対応機種 PCE(Hu-CARD) モンスターワールド シリーズのワンダーボーイ モンスターランドを 「ビックリマン」のキャラに差し替えたアクションRPGゲーム ヘッドロココが始祖ジュラを倒しに行くストーリー 関連 ビックリマンワールド 激闘聖戦士 PCエンジン は行 キャラゲー ビックリマンワールド 激闘聖戦士 モンスターワールド シリーズ ワンダーボーイ モンスターランド 西遊記ワールド PR 【中古】PCエンジンHuカードソフト ビックリマンワールド【10P24Jun11】【画】
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【内容】 『ビックリマン』は、1987年10月11日から1989年4月2日に朝日放送発テレビ朝日系で全75話放送された、ロッテの菓子『ビックリマン』に付属する悪魔VS天使シリーズを原作としたテレビアニメ。新ビックリマンと比較するために「旧ビックリマン」「旧ビ」と呼ばれている。 【概要】 当時大人気だった『ビックリマン 悪魔VS天使シール』を原作としている。企画段階では、 1.「ハチャメチャなギャグもの」 2.「旅もの」 3.「舞台をひとつの街に限定したもの」 の3案があったが、反後四郎の推薦もあり「旅もの」で決まったという。当初は原作シール第8弾の「天聖門編」で終わる予定であったが、アニメ本編が好評だったため、延長が決定した。最終的に第19弾の「聖魔和合編」まで描かれている。ただし、原作にあったエピソードが一部省かれている。 「聖魔和合編」で一区切りついた際に一旦終了し、『新ビックリマン』に引き継がれた。 【ストーリー】 天魔界の悪魔達が天聖界の攻撃を開始し、天聖界は荒廃していった。 天聖界のヘッドであるスーパーゼウスは、かつて天使と悪魔が仲良く暮らしていた平和な時代を取り戻すべく、西の果てにあるという世界、「次界」に誰もが仲良く暮らせる様な新天地を築くため、天使ヘッド・聖フェニックスに8人の若神子を集めて次界を目指す旅をするよう命じた。 一方、聖動源で生まれた若神子の1人、ヤマト王子は次界へ行けば偉い天使になれるという夢のお告げを受け、次界への旅を始めたのであった。 ※Wikipedia参照
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【ビックリマン|ビックリマン伝説 wiki】 ビックリマンシール&ビックリマン伝説シールやビックリマンアニメなどの情報を集めた専用の情報wikipediaです。他にもゲームやニュース、関連リンクなども収集しています。 【ビックリマンニュース】 ビックリマン伝説84円に「高い」の声/ガジェット通信 スーパーゼウス、シャーマンカーン、ヘッドロココなど人気キャラクターシールがウリのビックリマンチョコが復刻するのだ。独特の二頭身キャラはそのままに「ビックリマン伝説」として84円で2月21日に復刻する。しかし当時は30円で販売されていた物が、そのままの復刻で84円と倍以上の値段になり皆が「高い」と不満の声を挙げている。 時代の流れと物価の高騰により84円にしたのだろうか? 実はここには80円以上にせざるを無い理由があったのだ。今回はそんな理由について少しだけ真面目に書いていきたい。 ビックリマンチョコは2005年に首都圏限定で復刻しており、そのときの値段も84円。しかし同年に景品表示法が改定され、ビックリマンのような中身が見えずどのようなシールがでるかわからない物は「懸賞品」扱いになる。また、懸賞品の場合は価格の2%以下にしなければ行けないとの決まりも設けられた。そうなれば自然とシールのコストを下げるか、ビックリマンチョコそのものの値段を上げるしか選択肢がなくなってくるのだ。中身が丸見えのビックリマンチョコを販売し「懸賞品」扱いから逃れるという手もあったのだが、当時の感動は得られないだろう。 しかし、当時30円で販売されていた物を84円で売られると、この景品表示法のことを知らない人はただの値上げと思ってしまう。そりゃ消費者からしたら何の説明もないので、納得のいかないただの値上げに思えても仕方無いだろう。「30円で元が取れていた物を84円で売られてもねえ」という気分も分からなくはない。 ビックリマンが「景品表示法」の被害(?)にあったのはこの件だけでなく、別件でも指摘を受けていたのだ。それは中身の分からない商品に対してキラキラシール(いわゆるヘッド)が出にくいという指摘だ。「ヘッドシールの質を下げて、ほかのシールと出る確率を同じにしろ」と命令が下りビックリマン後期はグダグダ状態に。 無理してお菓子と一緒にしなくてもいいじゃんって思う人もいるかもしれないが、お菓子と一緒じゃないとスーパーにおいて貰えない弊害も出てくる。結局値上げは苦肉の策だったのだ。 ◆考察 ほぼ全国にあった暗黙のルール「1人3個まで」。当時のお小遣いで考えれば3個で精一杯な状況であったが、今は立派な大人。卑怯極まりない「大人買い」が出来てしまうのである(苦笑 しかし、ビックリマン伝説チョコの価格は84円。 まぁ、箱買いもできる収入はあるが、単品で買おうとすると、なんとなく3個が限界である。 これも「1人3個まで」という呪縛なのか!?? 真面目に考察すると、価格が高くなったことは我慢できる。 しーかーし!!ヘッドまでエンボスメタル化!??チョコの中身がピーナッツじゃない!???そんなのはビックリマンではなーーーーい!!! といいつつ、今日もビックリマンを片手にレジへ並ぶ自分がいる(苦笑
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イベント一覧6 ビックリマン真武闘会4(2014/6~2014/7) 新河系の軌跡(2014/6) 魔肖ネロスクラッチ~魔偶編~(2014/6~2014/7) ビックリバトルコロシアムNEO2(2014/6) 聖塔を見つけ出せ~パンゲの秘宝編~(2014/6) 因子超聖機(2014/6~) 激震!次動ネブラ~魔性復活!?~(2014/5~2015/6) 聖魔究極戦~水の章~(2014/5) 聖塔を見つけ出せ~水の秘宝編~(2014/5) ビックリマン真武闘会3~野球編~(2014/5) 魔肖ネロスクラッチ~魔身編~(2014/5~2014/6) 騒乱!悪魔応援団!(2014/4~2014/5) ビックリマン真武闘会2~学園編~(2014/4) ヘラクライストスクラッチ~抗超魔編~(2014/4~2014/5) 聖ジュエルを探せ!~ハートタンク大冒険~(2014/3~2014/4) 聖魔究極戦~樹の章~(2014/3) 聖塔を見つけ出せ~樹の秘宝編~(2014/3) スーパーデビルの黒戒律指令(2014/3~) びっくりまん真武闘会(2014/3) 次界決戦~幻神器の秘密~(2014/2~2014/3) ヘラクライストスクラッチ創聖編(2014/2~2014/3) ビックリバトルコロシアムNEO(2014/2) 聖魔究極戦~森の章~(2014/2) ビックリマン大武闘会14(2014/2) ビックリ★スクラッチ~伝説編~8(2014/1~2014/2) 魔肖ネロ来襲~天聖界を守れ~(2014/1~2014/2) 聖魔究極戦~蝕の章~(2014/1) 聖塔を見つけ出せ~金の秘宝編~(2014/1) ビックリマン大武闘会13(2014/1) ページカウンタ - コメント 編集が苦手な方はこちらからどうぞ 古いコメントはイベント/コメントログに格納されます。 銀チケで神々しきキングフット聖棒出ました - 名無しさん 2012-08-10 11 05 13 討伐報酬で三年寝太が出ました - 名無しさん 2012-08-10 17 15 09 金チケで金のコングリャツル出ました - 名無しさん 2012-08-11 19 48 13 金チケから神をも殲滅せし鉄球 - 名無しさん 2012-08-12 20 01 42 金チケから不気味に嘆く絶望の剣 - 名無しさん 2012-08-12 20 02 14 銀チケで超縁帰リボーン出たよ - 名無しさん 2012-08-13 13 38 38 銀チケから神々しき大錠棒 - 名無しさん 2012-08-15 14 54 19 討伐報酬で金のチータン出ました - 名無しさん 2012-08-16 08 07 09 討伐報酬より、ダークマター確認 - 名無しさん 2012-08-18 01 49 34 金チケから神々しき拾六乱チャー出ました。 - 名無しさん 2012-10-12 23 14 28 名前
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登録日:2017/08/28 Mon 08 05 33 更新日:2021/06/15 Tue 16 50 33 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 ビックリマン ヘッド ヤマト爆神 ヤマト王子 主人公 天使 悪魔vs天使シール 神帝 若神子 草尾毅 鈴木富子 ■ヤマト王子 聖動源の下に誕生した天使。達急動で魔鬼を瞬時に捕らえ一気酔剣で魔性を断ち切る理力の持ち主。次界若神子の1! ★天使のシールで、お守りシールを助けて悪魔シールにとどめをさそう!! 『ヤマト王子』は『ビックリマン 悪魔vs天使シール』シリーズの登場キャラクター。 第5弾天使シール。 聖フェニックスと共に次界を目指す使命を持った次界若神子の一人で、7人8人の中ではリーダー格を務める。 アニメ版『ビックリマン』では主人公に据えられており、シール原作以上に主人公補正をかけられていた。 アニメ版の声優は鈴木富子。 次界に出発すると共に、聖フェニックスがヘッドロココへとパワーアップを果たすと、若神子達も次界アーチ天使の理力を受けて神帝隊へとパワーアップを果たす。 更には、次界到達を目前にして消滅したヘッドロココの力を引き継ぎ、『ビックリマン』世界では初めて、天使でありながらヘッドのヤマト爆神へとパワーアップを果たし、新リーダーとしてロココ不在の次界での激闘を闘い抜く。 ※元祖シリーズでは「天使」「お守り」「悪魔」と「ヘッド」は持って生まれた属性となっており、特に「ヘッド」と、それ以外の属性とでは絶対的な力の差がある。 アニメ版ではヤマト爆神までのパワーアップに留まっていたが、第三勢力の曼聖羅との戦いの中でヘッドロココがアンドロココとして復活すると、今度は他の神帝達と共に自らを生んだ聖源の力と一体化を果たし、最終形態の聖Vヤマトへとパワーアップを果たす。 ……しかし、この最終パワーアップは復活したロココを強大なエネルギーで最終エリアである“久遠域“への聖戦士軍団の侵入を阻む虹光球を突破するためのものであり、ヤマト達7人は特攻によって次界若神子としての使命を全うして消滅した。 だが、消滅した若神子達の魂はメイドン天使として転生(但しこの時点ではヤマト王子の転生は存在しない)。 その後の聖魔最終決戦を終結させると共に聖魔和合を成し遂げたFuzzy M.Rと共に次界を新世界へと作り変える手伝いをしている。 かうして、ヤマト王子のみならず若神子の魂と因子は、遥か未来にまで綿々と引き継がれてゆくことになる。 若神子達が因子を繋いでいく物語である『ビックリマン』世界の主人公であると言われる所以である。 モデルと名前はスサノオノミコトとヤマトタケルノミコトから。 更には、駄洒落からクロネコヤマトも入っているのだが、商標登録の関係から触れられなくなっていった。 シールの図版では、いつも目が笑っている(昔の漫画風の白目の中の黒目が笑っている描きかた)のが特徴で、これはヤマト王子と、その因子に由来するキャラクターに共通するデザインとなっている。 【概要】 『天聖界』の理力の大きな源の一つである聖“動”源に生まれた、若く強力な天使。 必殺の一気酔剣で敵を酔わせて倒す。 聖動源の理力により、高速移動や瞬間移動めいた動き「達急動」を固有能力としており、その超スピードからの一撃必殺の剣がヤマト王子の得意技である。 アニメ版では、次界若神子として生まれた使命からか周りが見えなくなる部分もあり、ついつい先走ったり、困ってる人も見過ごしそうになっては、ガールフレンドの十字架天使や同じ若神子で喧嘩友達の天子男ジャックにたしなめられていた。 とはいえ、根は義に篤い熱血漢であり、前述のように主人公補正もあってか原作シール以上に活躍が多い。 当初は優しすぎる性格の聖フェニックスと上手くいかない部分もあったものの、原作同様にその魂を引き継ぎ、同時代の逆輸入ロボットアニメとは真逆の意味でニューリーダーとして仲間達を引っ張っていった。 尚、アニメ版ではヤマトと神帝達の虹光球突破がクライマックスとなっていた為に、アニメ版はバッドエンドと記憶している視聴者も多かった模様。 ※その因子は『次代編』をアニメ化した『新ビックリマン』でのヤマトウォーリアやベイギャルズなどに引き継がれてはいるのだが……。 【強化形態】 ■ヤマト神帝 如面導きに相乗聖動が起り次界への高飛速を始めた神帝1。日出剣を新たに手中にし若神子からの聖儀完了!未だ次界? ★天使シールでお守りシールを助けて悪魔シールにとどめを刺そう!! 第9弾天使シール。 次界アーチ天使の如面菩薩の理力を受けてパワーアップ。 危険な無縁ゾーンをロココの導きにより乗り越え、次界へ到達させる力を得る。 ■ヤマト爆神 聖輝体変化開始のロココより壮聖光を浴びたヤマトに積星が浮上し始める!!次動星雲が吠える 悪魔界のウワサ ネブラの核域に魔動源祖球が息衝くとか? ■ヤマト爆神(タイプⅡ) 祖球からの魔的を幻神器より受知し爆装化開始!魔幻頂に安置位を謀る魔竜の飛動阻止が聖撃命? 悪魔界のウワサ 魔覇の開眼成就により甲殻球創出大魔変?! 第13弾ヘッド。 次界到達目前に予言通りに消滅して聖輝体と化したヘッドロココより放たれた壮聖光を受けて、ヤマト神帝が天使ヘッドへと姿を変えた。 前述のように、これは『ビックリマン』世界では有り得なかった出来事であった。 生来のヘッド格者では無いためか、頭に浮かんでいるのは理力の輪(わっか)ではなく、積(バイル)星となっている。 そして、次界第1エリア“次動ネブラ”はワンダーマリアにより既に悪魔の前線基地と化しており、戦闘が開始。 悪魔ヘッドに変えられたダークヘラとの戦いは決着が付かず、前線基地たる魔幻モデルへの突入では一度は捕らえられてしまい、悪魔ヘッドに洗脳されそうになるも仲間により救い出されると、爆装化により魔幻モデルを一気に駆け抜け、これを破壊。 曼聖羅勢力の介入による攻撃もあり、次動ネブラでの戦いは見事にヤマト爆神率いる聖戦士軍団の勝利に終わったのだった。 因みに、シール原作の図柄ではヤマト爆神となると共に青年風の見た目に変化しているのだが、アニメ版では神帝までのデザインを踏襲した姿となっており少年風のままである。 ■聖V(セントブイ)ヤマト 虹層球突入の神帝群は部色に染り始め理球の昇華と共に消える??その瞬間七つのアーチ道が久遠域へ架かる! 天使主の伝説 聖球(動)を打ち破り聖体から割磨聖光剣が飛ぶ 第18弾ヘッド。 アリババが復活して、漸く7人で復活を果たした神帝達は虹光球に突入する前に生命を極限まで燃やして最終パワーアップ。 各々が虹の七色の一つずつを背負い、虹色の架け橋を繋いでみせた。 ヤマトの「V」は紫色(Violet)を指す。 【派生作品】 代表的なキャラクターということもあり、本人、先祖、子孫、リメイクといったキャラクターが各シリーズにてシール化されている。 ■スーパービックリマン 聖Vヤマトとして登場。 おちよしひこの漫画版では、天使族最強の戦士だったが、平和ボケから悪魔軍にやられていく、同胞たちの姿に失望した心の隙を突かれ、悪魔の仮面に乗っ取られてしまう。 以降、天使狩りの賞金稼ぎとなるが、十字架天使とアスカのおかげで本来の心を取り戻した後、十八番の達急動を使い、仮面を撃破・ケジメを付ける。 本作でも十字架天使とは恋仲らしく、十字架天使はアスカに昔のヤマトの面影を見ていた。 アスカのモチーフの1つのヤマタノオロチとは原典では対を成す存在なのだが、それに助けられるとは、妙な因果である。 ■祝!ビックリマン 『ひかり伝』のアニメ化で、元祖シリーズとの関連を強く意識した本作では、何と初代アニメ版の主人公とヒロインであるヤマト王子と十字架天使が『まとば』世界にやって来て、主人公であるゲンキ、ジェロと共にパーティーを結成。 ただし、肉体を持って過去に飛ばされた影響で記憶を失ってしまっており、本来の時間では神帝にパワーアップしていたのがヤマト王子の状態にランクダウンしているなどのトラブル?に見舞われている。 アニメ版の声優は草尾毅。(*1) 【関連キャラクター】 十字架天使 アニメ版ではヒロインに据えられていた、代表的な「天使」キャラクター。 悪魔にも同情する程に心優しく、ヤマトのことを一途に思い続けている反面、嫉妬深い一面も。 ヤマト王子より遥かに早く、原作シール第1弾に登場したことを反映してか、アニメでは昔から変わらない姿のままで活動していたと思わしき描写がある。 原作シールで幾度もパワーアップ形態が登場したこともあってか、アニメでもヤマト達の冒険に最後まで付き添っていった。……結果が哀しい別れだよ! 若神子 ヤマト王子と同じ運命を背負う仲間達。 ヤマト同様に、本人達は勿論、その因子は『ビックリマン』世界に広く影響を与え続けている。 八魔オロチ 対になる存在。脚の先が蛇で腹におろし金がついた青いタコと言った外見。 パンゲラクシー編ではその因子を継ぐ悪魔ヘッド「魔柔ボッテオロチェリー」と天使ヘッド「八聖オロチ」が登場。 八聖はビッグヤマトの従者の赤い蛇の髪の少女で、魔柔を下した八聖が変化した「スサノオロ士」がビックリマン最後のヘッドとなる。 如面菩薩 アーチ天使が一人であり、ヤマト王子と合神して神帝にパワーアップさせた天使。聖(セント)ピン串(スピット)と鎮座仏砲が武器。 以降も聖曲玉槍(ランス)を持った分身、如面幻神で助力に現れたり、やはり分身のフェブラ・如面が水仙域(ダファドルーム)でルーツメモリを渡すべく遥かな未来までヤマトの子孫を待ち続けたりと、シールでは一番縁深いといっていいかもしれない。 が、アニメでは十字架天使がいるため、どうにも割を食っている感。如面の盾を見ながら「どうして僕の盾はクロスエンジェルじゃないんだろう」とぼやくヤマトには怒っていいと思うよ如面さん。 貼って貼られて貼り返されて!?追記修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ヤッチャキ~!作成乙! -- 名無しさん (2017-08-28 10 00 03) 俺のトリケラトプス好きの原点かも。(マッドサンダーとどっちが早かったっけ) -- 名無しさん (2017-08-28 11 08 41) コロコロの漫画版ではすげえチャラい男だったな -- 名無しさん (2017-09-04 08 04 36) アニメの主人公では一番好きだった。・・・・・なぜ殺したし!!!! -- 名無しさん (2020-01-09 19 36 56) ↑原作再現故しゃーなし。ビックリマンは人気キャラでも死んだり闇堕ちしたり割と容赦ない -- 名無しさん (2020-01-09 20 03 38) 名前 コメント
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登録日:2013/09/12 (木) 19 11 21 更新日:2021/03/11 Thu 12 12 30 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 シール チョコレート ビックリマン ロッテ 日本一ソフトウェア 漢字 漢熟覇王 熟語 画数 菓子 食玩 ビックリマン漢熟覇王は、かつてロッテから発売されていたシール付きチョコ菓子。 ◇概要 あのロッテが、ディスガイアシリーズなどでおなじみの日本一ソフトウェアと奇跡のコラボを果たした。 シールのキャラデザは日本一ソフトウェアが担当した他、ディスガイアシリーズのキャラが何人か登場している。 モチーフは漢字だが、一部、歴史上の人物がモデルのキャラもいる。 ◇シール一覧 ( )内は、モチーフとなっている漢字。 魔王ラハール(王) ディスガイアシリーズから参戦。 ウエハースの剣を持っている。 大呪術師ドウマン(師) 呪術に長けているダークヒーロー的な陰陽師。 剣武豪ムサシ(武) モデルは宮本武蔵。 疾風隊長ソウジ(風) 素早い動きが特徴。 モデルは沖田総司。 大女帝プリオール(大) 魔界の女戦士たちを束ねている、ウサ耳がキュートな女帝。 龍志士リョウマ(龍) 漢熟覇王の夜明けに立ち向かう、維新の戦士! モデルは坂本龍馬。 反撃者アマクサ(反) 容姿端麗なカリスマ青年。 モデルは天草四郎。 知略王マオ(略) 赤い瞳にメガネがトレードマークのエリートくん。 魔神エトナ(魔) 小悪魔系少女。 ゴスロリ。 邪帝道ソンケン(道) 少々気が短いが、自らの教えを軍に説いている。 モデルは孫権。 慕人王リュウビ(人) 虎視眈々と漢熟覇王の覇者を夢見ている。 モデルは劉備元徳。 水聖のヒーラー(水) 癒しの女神様。 癒しの水で人々を癒す。 純くのいち雪丸(純) 名前は男の子。 でもれっきとした女の子。 純粋な性格の持ち主。 電撃勇者カーチス(撃) 鼻高々な科学者で、自らをサイボーグ化した。 ◇漢熟バトル 【画数バトル】 ズバリ、キャラのモチーフとなった漢字の画数で勝負を決める。 例えば、『反』(4画)と大(3画)なら『反』の勝ちなど。 【熟語バトル】 ズバリ、漢字を組み合わせて言葉を作り、バトル! 例えば、『水』と『道』で『水道』(合計16画)、『反』と『撃』で『反撃』(合計19画) この場合は『反撃』の勝利となる。 しかし、ありもしない言葉、いわば造語はルール違反。 やった場合は、リアルファイトの火種になりかねないので、 良い子は絶対にマネしないように! 追記・修正は、漢熟バトルを制覇してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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ビックリマン大事界 【びっくりまんだいじかい】 ジャンル データベース 対応機種 PCエンジン CD-ROM2 発売元 ハドソン 開発元 ミュウテック 発売日 1988年12月23日 定価 4,980円 プレイ人数 1人 判定 なし ポイント ビックリマンシールのデータベースソフトデータベースというジャンルの確立時期的に登場が早すぎた ビックリマンシリーズリンク 概要 特徴 主なルール 評価点 問題点 総評 余談 概要 1988年にてハドソンがPCエンジンにリリースしたCD-ROM2用ソフト。 CD-ROM2タイトルとしては『ファイティングストリート』『No・Ri・Ko』(共に同年12月4日発売のローンチタイトル)に次いで本作が3作目となる。 俗にいうビックリマンシールのデータベースソフトであり、「遊ぶ」タイプのゲームではない。 収録内容はビックリマンシールの10代目にあたる「悪魔 vs 天使シール」の中から第1弾~第13弾までの全499枚にも及ぶシールのデータが鑑賞できる。 さらに特定条件を満たせば、ビックリマン世界の歴史が描かれたイベントシアターも鑑賞できる。 本作の前年に『ビックリマンワールド』というHuカードソフトがリリースされているが本作とは無関係である。(*1)。 一人プレイ専用。 特徴 登場時期が早すぎたデータベースソフト。 当時のゲームソフトとしての本作はあまりにも異質な存在であった。 今でこそ家庭用ゲーム機におけるデータベースソフトは携帯機中心で浸透しているが、このゲームがリリースされた時期はまだ「ゲーム機は遊べてナンボの存在」と概念が常識だった時代。 そういう時代にCD-ROM2の大容量を駆使し、今までの家庭用ゲーム機ではできないであろうデータベースに特化した作りがなされたのが本作である。 今までに前例のない内容であり、この路線で作られた本作には様々な賛否が分かれる事となる。 本作の主なナレーションボイス役として「見てちょんまげ」というキャラがいる。 担当声優はかの千葉繁氏である。 主なルール 概要でも述べた通り、本作はデータベースソフトであり、下記のクイズ以外ではまとまったゲーム性は存在しない。 ゲームの流れ。 ゲームを始めると12の空間で構成された「ビックリマンワールド時空MAP」という画面に移行し、指カーソルを操作して空間の選択ができる。 初期状態で選べる空間は「源層界」のみだが、ゲームを進めるにつれ残りの空間も選べる様になる。 別の空間でも同じシールデータが重複している場合もある。「次界口」「未層圏」は選んでも軽いナレーションが流されるだけで次画面には移行しない。 MAP内にて空間を選ばずにしばらく放置すると、ナレーションボイスにブチギレられた挙句タイトル画面に戻されるという謎のゲームオーバーペナルティがある。といっても、ゲームオーバー後も進行データがちゃんと残った状態での再開なので、やり直しの負担はあまりない。 + 空間の紹介 「源層界」…初期状態ではこの空間しか選べない。第1弾のシールデータが収録されている。 「天聖界」…第1~2弾のシールデータが収録されている。 「天魔界」…第1~3弾のシールデータが収録されている。 「ヘブンシティ」…第1~4弾のシールデータが収録されている。 「無縁ゾーン」…第2~5弾のシールデータが収録されている。 「次界ロード」…第6~9弾のシールデータが収録されている。 「ウイングパス流」…第7~10弾のシールデータが収録されている。 「螺エリア」…第9弾~11弾シールデータが収録されている。 「次界口」…空間の紹介がされるだけでシールデータは未収録。 「次動ネブラ」…第10~12弾のシールデータが収録されている。 「魔幻型」…第13弾のシールデータが収録されている。 「未層圏」…空間の紹介がされるだけでシールデータは未収録。 空間について。 各空間のどれかを選択すると、このゲームのメインとなるシールのデータベースが示されたノートを好きなだけ鑑賞できる。 画面内にはその弾の「天使シール」か「スーパーヘッドシール」のシール絵とそれに関する情報ページが表示されている。 ノートマークをクリックすると、その空間に収録された弾における他の天使かスーパーヘッドの情報ページに切り替えられる。 三すくみマークをクリックすると、その天使シールに対応した三すくみの「お守りシール」と「悪魔シール」の選択ができ、それらのシール絵や情報も拝める。 スーパーヘッドシールに関してはそもそも三すくみが存在しない(三すくみマークをクリックすれば「選択できない」といった趣旨のナレーションの愚痴は聞ける)。 クイズについて。 プレイ中の空間にて特定のページまで進むと、悪魔 vs 天使シールに関する三択クイズが発生する場合がある。 これに正解すれば「歴史の石」というアイテムが貰えるが、3回クイズにミスすると上記と同様にナレーションボイスにブチギレられタイトル画面に戻される(即再開できるのも同様)。ゲームオーバーのブチギレボイスはどう聞いても千葉氏の得意技であるアドリブっぽく、氏のお茶目っぷりが垣間見れる。 一応追記しておくと、ブチギレ以外ではちゃんとした演技をしており、熟練声優だけあってその演技力は上手い。 歴史の石は全部で13個存在し、それをすべて集めると下記のイベントシアターが解禁される。また、本作のスタッフロールも流される。 イベントシアターについて。 歴史の石を13個全部集めると、ビックリマン世界の歴史を紙芝居とナレーションボイスで説明してくれる「イベントシアター」が鑑賞できる。 歴史には複数の時代とチャプターが用意されているのでそれを選択してシアタースタート。各シアターはデータベース同様、いくらでも好きなだけ鑑賞が可能となる。 その他の情報。 バックアップ機能に対応しており、ゲームを終了(リセット)しても、セーブ環境が整ってさえいればそれまでのプレイデータを保存してくれる。 バックアップの他にもパスワード入力にも対応している。パスワード表示は空間のページ鑑賞中に表示されている。 評価点 ビックリマン世界の情報網が堪能できる。 約500ものシールのデータが収録されたボリューム感に加え、ビックリマン世界の歴史まで思う存分鑑賞できる。ファンにとっては非常に嬉しい内容であろう。 PCEの画像解析度では若干絵柄が粗い面もあるが、原作におけるシールイラストの再現度はかなり頑張っており、絵柄の雰囲気としては十分すぎる程に伝わる製作愛を感じる。シールイラストだけではなく、スーパーヘッドシールのホログラムまでぬかりなくそれっぽく再現されているこだわり様。 子供向け対象のソフト故の配慮として、画面内に表示される文章表示が大きめで、漢字にほぼすべてルビが振られている。当時のゲームではこういう配慮を行うのは珍しい。 CD-ROM2の性能を活かした有名声優陣のよるボイス演出もふんだんに取り入れられ、聴覚的な面でも豪華さが光る作品となっている。これは特別仕様なビックリマン本でも追いつけない要素である。 問題点 「ゲーム性が皆無な故に一通りデータを拝むと、よほどのファンでもない限りはプレイが長続きしない」という、データベースソフトとしての問題は避け様がない。 唯一のゲーム性のあるクイズに関しても、問題数が数える位にしかないおまけ程度のもの。ビックリマンの「ゲーム」としてはの価値は、はっきりいって期待できないだろう。 UI面に不備がある。 「指カーソルの移動速度がとろい」「好きなシールの一発検索機能がない」「ロードによるウエイトが頻繁にかかる」などの不備が多い。 データベースソフトとしても情報不足感が否めない。 ソフトの登場時期の関係上致し方ない事だが、本作におけるシールの収録データは13弾までしかなく、総計32弾(*2)が発売されたシールの中のうちの半分も満たしていない。 未収録分のフォローに該当するソフトリリースも期待されたが、残念ながらPCEにて本作の続編にあたるソフトは発売される事はなかったのが悔やまれる…。 総評 ゲーム機が純粋にゲームをやるためだけに存在した時代にデータベースというジャンルを生み出した本作の存在意義は評価に値するが、深く浸透する事はままならなかった登場時期の早すぎた不遇の作品といえる。 余談 説明書は折りたたみ式で、ゲーム説明の裏側ページは有名キャラが集合した書きおろしミニポスターとなっている。 壁などに飾れる説明書とはなかなか粋な作りである。 今の感覚では付いていそうなビックリマンシールの様な購入特典は残念ながら付属されていない。 データベース特化という意欲性は持っているものの、このゲームがリリースされた当時のPCE本体の価格はかなりの割高感がある。 PCE本体は24,800円、CD-ROM2システムは57,300円もかかり、ビックリマンファンにとって「割高の本体とソフト価格の壁」という障害が立ちはだっていたのが痛いところ。 後に、PCE本体とSUPER CD-ROM2システム(CD-ROM2システムの後継機)の一体型であるPCE Duoを購入することで、ある程度は緩和できたが、それでも59,800円もかかった。その後、ヘッドフォン端子とバッテリー端子を省いた廉価版のDuo-R(39,800円)やこれの更なる廉価版だが読込速度がアップしたDuo-RX(29,800円)が発売されている。 本作から約20年越しにて、ニンテンドーDSから『ビックリマン大事典』という、本作と同じ路線のデータベースソフトがリリースされた(発売メーカーはハドソンではない)。 こちらは悪魔 vs 天使シールの第1弾から第31弾のほぼ全体の完全網羅を実現し、本作では成し得なかった収録をやり遂げ、ファンからは重宝されている模様。 しかし、こっちはこっちで大きな問題点を抱えたゲームなので注意。詳しくはリンク先を参照の事。 CD-ROM2システムが発売された時はまだ消費税がなくCDやLPなどの音楽ソフトは『児童向け』を除いて物品税が課せられていた。そこで「CD-ROMは物品税がかかるのか?」という論議になったが、そこは税務署でこのソフトをデモンストレーションして「ほら、CD-ROMは児童向けだから非課税ですよ」と言い切って「CD-ROMは物品税の対象外」ということに無理矢理させた。もっとも翌年4月から消費税の導入が決まっていたので大目に見てもらっただけ、という説もある。
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ビックリマンワールド 【びっくりまんわーるど】 ジャンル アクションRPG 対応機種 PCエンジン 発売・開発元 ハドソン 発売日 1987年10月30日 定価 4,500円 判定 良作 ビックリマンシリーズリンク ワンダーボーイ/モンスターワールドシリーズリンク 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 PCエンジン本体と同時に発売されたPCエンジン最初期の作品。ウエストン(販売はセガ)のアーケードゲーム『ワンダーボーイ モンスターランド』を当時人気だった『ビックリマン』(*1)にキャラ替え移植をしたPCエンジンのローンチタイトルである。 主人公ブックはヘッドロココに、最初に会う占い師はスーパーゼウス、ラスボスは始祖ジュラ(ブラックゼウス)等と、イベント及びボスキャラがビックリマンキャラに変更されている。 ちなみにパッケージデザインからもわかるように発売当時は「ビックリマン」のTVアニメが放映を開始しており、東映動画(現 東映アニメーション)の権利許諾シールもあることから、ぶっちゃけた物言いをするなら 「(『ワンダーボーイ モンスターランド』の器を借りた)アニメ版「ビックリマン」のゲーム化」 でもある(*2)。 特徴 『モンスターランド』同様に、全11ステージをクリアしてジュラの城に待ち構える始祖ジュラ(ブラックゼウス)を倒すのが目的。 プレイヤーのヘッドロココはゲーム開始時はパンツ一丁 裸で腰に白い布を巻いただけで何の装備もしていないが、剣はボスを倒すことにより、鎧、盾、靴はお店でゴールドを利用して購入して強化できる(一部アイテムは稀にザコが落とす)。 お店の中にはゴールドを支払うとヒントが貰えて体力も小回復する酒場や、残体力が得点に変換された上で全回復する病院も存在する。但し、病院は利用するたび料金が増加するので、頼りきりにはできない。ここぞという時に利用する必要がある。 10面までは基本的にボスを倒し守っている鍵を入手し(一部クイズに答えるだけで戦わないで倒せるボスもいる)、柵のかかった出口に到達すればクリアとなる。 Iボタンを押すとジャンプし、IIボタンで剣による攻撃ができる。十字キーの下を押すと所得した武器アイテム(爆弾、竜巻、ファイヤーボール、雷)を使用する。 十字キーの上を押すとハシゴを登ったり、扉に入ったりすることができる。一見ただの壁に見えるところが隠し扉の場所もある。 キャラ替え移植なので、攻略法は『モンスターランド』のものがほぼそのまま通用する。 最終面は所謂『ドラクエII』のロンダルキアの洞窟のような正しい道順を通らないと先に進めない迷宮になっており、道順が分からなければ隠しアイテムのベルを入手する必要がある。ただしこのベルはわらしべ長者のように隠しアイテムを交換していって最後にラスボスに大ダメージを与えられるルビーと二者択一となるため、一度ルートを覚えたらルビーを取ったほうがよい。 敵を倒す、または特定地点を通過することによってゴールドが出現する。中には雲の上や針の山の上から出現するものもあり、出現地点を覚える必要がある。 アーケード版『モンスターランド』で出来たゴールド増殖技はゲームバランスやハイスコア集計の関係で出来なくなり、ゴールドは地道で稼ぐしかなく、『モンスターランド』とはまた違った買い物の計画を求められる。(*3) ステージ内は制限時間があり、一定時間経過すると体力がハート1マス分消滅する。時間は体力回復アイテムまたは砂時計を取ることによってリセットされる。 体力はハートのマスで表され、初期値は5だが一定スコア(3万、10万、20万、30万、40万の5回。50万、60万、70万の時はハートの数が最大の10に達しているため増えないが、代わりにハート2つ分回復する)を超えると1マスずつ増え最大10となる。体力が0になるとゲームオーバー。道中の敵や一定ショップで入手できる(スタート直後にもスーパーゼウスからもらえる)復活の薬があればハート5マス分回復してその場から継続できる。 ゲームオーバー後はタイトル画面に直行するようになったが、タイトル画面でいずれかの方向キーを押しながらRUNボタンでゲームオーバーになったラウンドの最初からコンティニューは可能。 コンティニューすると代償として得点が初期化=最大ライフがリセットされるが、ゴールド・装備・病院で治療した回数がそのまま引き継がれる。 ちなみに、アーケード版『モンスターランド』では最後にマップ切り替えた地点からのスタートで、剣以外の装備とゴールドがその地点到達の時点に戻される。最大ライフはそのままで点数だけ0点に戻り、最終面はコンティニューできない。 評価点 当時としてはアーケード版の移植作品として、かなり高水準な移植度。 アーケードゲーム作品を家庭用に移植する場合、性能が低いハードで作り直すため、アレンジが加えられたり、どうしてもグラフィックや音楽、ゲーム内容が別物になったり、何らかの形で劣化したりは避けられないものだった。アーケード版はセガのハードにも移植されているが、その移植度には明確な差がある。 本作は、一部キャラクターがビックリマン関連に変更されている点を除くと、アーケード版の再現度がかなり高い。操作感覚やステージマップ、敵の動き、グラフィックなど、ゲームの根幹部分やプレイ感覚、仕様が高水準に再現されている。 特にサウンド面においては、BGMとSEのどちらも音程が若干低い程度の違いしかみられず、非常に忠実に再現されている。音程の違いについては、違和感がすぐ消える程度である(*4)。 当時の流行りものを取り入れプレイヤーの間口を大きくした。 原作の『モンスターランド』は当時アーケードでは珍しかったRPG要素を含んだ横画面アクションであり、RPGにありがちな冗長な経験値稼ぎは存在せず、1プレイ時間も長くても1時間弱とプレイヤーの財布に優しいゲームであった。かといって決して簡単なゲームではなく、シビアな操作が要求されるのでアクション性は非常に高くボスもきっちりパターンにはめるなどしないと勝てないやりごたえのあるゲームである。 またPCエンジンという新ハードでスプライトを多く使えるようになったことにより、大きいキャラクターを同時に画面に表示することが可能となり原作に忠実な移植をすることができた。後述のセガマークIII/マスターシステム版『モンスターワールド』と比べると一目瞭然である。 そしてゲームセンターに行くのが時期尚早な小学生にも受け入れられるように一大ブームだったビックリマンチョコのおまけ(*5)である「悪魔vs天使シール」のキャラクターを使用。キャラゲーにありがちなゲーム性の問題をほぼ損なうことなく入れ替えることができ、モンスターランドが家でも遊べビックリマンのキャラゲーができるという一石二鳥となった。 コンティニューと酒場の改善 上記の通り、今作はコンティニューするとゴールド・装備が引き継がれる仕様に変更されたため、駆使することでお金を稼ぎつつ装備を補強できるようになった。更に『モンスターランド』の最終面ではコンティニューが出来なかったが、本作では最終面でもコンティニューを出来るようになっている。 アーケード版は酒場は一度聞いた情報は二度聞けない(同じ物を頼むと味を聞いてきたりする)がPCE版では二度聞けるようになっており情報を聞き漏らす可能性が低くなった。 砂時計の仕様が調整された。 アーケード版のラウンド11では「エリア間で砂時計(残りタイム)が共有される」が、PCE版は「エリアを移動するたびに砂時計が回復」する仕様となっている。このゲームには耐久力と得点が非常に高いモンスターが存在し、ラウンド11は分岐するルートを正しく進まないと少し前に戻されてループする迷路になっている。上記の敵はラウンド11に登場するので、道を間違えることで得点を永久に稼げるパターンを作れる。これにより、ラウンド11でコンティニューしてライフが初期化したとしてもその敵を倒せば簡単に最大値まで増やすことも出来るので立て直しが利くようになった。極端な話、時間さえあればゴールドを貯めアイテムを購入しわざとやられて…を繰り返すことができるようになったため雷のゴリ押しでクリアできるようになっている。 アーケード版のコピー基板(海賊版)は、プロテクトが正常に解除されていないために、PCE版と同様にエリア切り替え毎に砂時計が回復する。奇しくもこれが難易度の緩和に繋がっている。 賛否両論点 削除されてしまった箇所がチラホラ。 扉、SEのみ流れる笛、ラウンドクリア画面、3面最後のマップの最初にあるはずの屋外部分、スタッフロール等、恐らく容量不足の為に細かい部分で再現出来なかった箇所がある。 エンディングではスタッフロールの代わりにゼウスがヘッドロココを労う台詞に差し替えられた。 問題点 ビックリマンの原作は一切無視 ビックリマンワールドへようこそ。って何?天聖界じゃないの? ただし、全く放置されているわけではない。スタート開始時にゼウスから剣と復活の薬を貰う時に「ジュラを倒しこのゾーンに平和を取り戻すのだ」と言われるため、天聖界の1つのゾーンでの出来事として扱われている。 移植故仕方ないが、ボス戦やショップ以外は原作モンスターランドそのままのため、ビックリマンと何の関係もないキノコやヘビが歩き回る。 パッケージイラストはヤマト王子をはじめとした「8人の若神子」達が主人公っぽく描かれているが、ゲーム中には登場しない。 一方、若神子達を差し置いて、何故か聖蝶士・聖澄士・聖華士の”聖ウォーマン”は総登場する。 聖フェニックスもパッケージに描かれているが登場しない。実はヘッドロココは聖フェニックスのパワーアップ後の姿だが、ゲームでは最初からロココである。逆にタイトル画面に登場するのは(シール版の)ロココひとりだけ。 聖フェニックスは(初期は)非戦闘キャラなのでアクションゲームの主人公にふさわしくないのは理解できるが、若神子の件も含めてなぜアニメ初期の集合絵をパッケージに使ったのか…。 ビックリマンキャラを忠実に再現したためか、上記の賛否両論点にふれたグラフィック系や原作のホブゴブリンといったボスキャラが削除された。 ホブゴブリンが出てくるはずの所はネロ魔身(原作のデーモンにあたる)が代理で登場する形になっている(*6)。 パンツ一丁で戦うヘッドロココ(*7)や、原作の死神・お化けキノコ・スフィンクス・貧乏神を兼任させられたサタンマリア(*8)や、各色ナイトを兼任させられたワンダーマリア(*9)といった、シール版からはありえない光景が見られる。 ゲーム性を大きく変えるものではないが、ビックリマンのキャラになることで一部ボスのグラフィックが大きくなっており、これ伴って当たり判定もアーケード版の同等ボスと比べるとかなり大きくなっているものがある。 隠し部屋のヒントが乏しい 序盤は隠し扉のある所に行くと「かべのむこうに、ひとのけはいがする」「おや!?」といったメッセージが出るが、笛、お守り、最強の剣、紋章の部屋は何のメッセージも出ない(*10)。 2面の初めての隠し扉”かべのむこうにひとのけはいがする”、3面の鎧を売る隠し店前の”おや!?”というメッセージが出るようにプレイ中に怪しい所は上を入力するように自然と仕向けられるので隠し部屋を探すこと自体はそう難しくはないように作られている。 伝説の剣はラスボス・始祖ジュラ(ブラックゼウス)に対して必須ではないが…。 紋章を取る所は隠し部屋ではないものの一度入ったアイテム屋から出て入れないはずの扉に入る(*11)というものであり、これを忘れるとルビーが取れなくなりラスボスと真っ向勝負をしなければならないのだが、これは上記でベルを入手した場合もラスボスと戦う場合は同じ展開になるので、最悪、しっかり装備を固めていけば、コンティニューを駆使してサンダーゴリ押しやガチ勝負でも勝ち目はある。問題なのは最強武器である「伝説の尖聖剣(せんせいけん)」を入手し損ねるとかなりの火力不足に陥るため、相当の腕前が無いとリセットすることになること請け合い。 一応救済措置として、伝説シリーズ以外の武器防具を装備している場合、中ザコ以上から現装備品より一ランク上の装備が出る可能性がある。伝説の剣も例外ではない。極端な例を挙げると、最終面前のワンダーマリア(ナイト系)が多数出現する城壁のシーンでエクスカリバーのままだと伝説の尖聖剣が複数出ることが有る。重複して取得しても効果は1本のみ。 アーケード版にあったレバガチャでのゴールド増殖技ナシの為、ゲーム中はずっと貧乏プレイ。 セガマークIII版もレバガチャ技は無いが、代わりにステータス画面を37回表示でのゴールド増殖裏技がある。 総評 本作のオリジナル要素は、主人公のグラフィックをはじめ、店番や各ステージのボスキャラクター程度である。 そのため、発売当時はセガマニアの読者比率が高かった雑誌『Beep』の読者コーナーや一部のプレイヤーからは「ソックリマンワールド」と揶揄された。 しかし、当時は本家セガ系のハードでも満足のいく『モンスターランド』の移植ができなかった。 マークIII/マスターシステム版『モンスターワールド』(*12)はキャラの小ささは言うまでもなく、ジャンプ軌道が異なっていたり、アイテムの仕様が全然違っていたり、BGMの曲数が減っており多くの面でBGMが違うなど、全く異なる点が非常に強かった(*13)。 そのような不作続きの中で、キャラ替え移植とは言え、PCエンジンのスペックをフルに活用して『モンスターランド』を高水準で移植した事は特筆に価する。 端的に言えば、ビックリマンワールドをノーコンティニューでクリアできるならば、そのままモンスターランドも1コインALLが可能なほどの移植度である。むしろゴールド錬金技があるモンスターランドの方が難易度が低くなる。 その後の展開 1988年12月23日にはPCエンジンでCD-ROM 2 専用ソフトとして『ビックリマン大事界』を発売。 この作品は完全にデータベースでゲーム要素は一切ない。 1990年7月にハドソンはファミコンでもビックリマンのゲーム作品『ビックリマンワールド 激闘聖戦士』を発売する。 この作品はガワ替えではなく、オリジナルのRPGだが当時既にビックリマンブームは終焉しておりアニメも終了間近だったこともあって訴求力が落ちており当時トップシェアのハードながら売上はさほど振るわず遅きに失したものとなった(*14)。 余談 ビックリマンブームは当時既に2年続いており本作発売の直前の1987年10月初頭にはテレビアニメの放送が始まり(*15)、同時期には小学館の『コロコロコミック』や『学年別学習誌』でも漫画の連載がスタートした。 だが、1988年に入るとゲームでも社会現象となった『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の発売や「ミニ四駆ジャパンカップ」の第1回開催によるミニ四駆ブームの全盛化といった影響を煽り受けてビックリマンブームは次第に衰えが出始めていく。またビックリマン自身も、このようなブームに大人が危険視するのは世の常で公正取引委員会がヘッドシールのレア性などが射幸心を煽ると指摘したことで第17弾(1988年12月)(*16)からはヘッドも12枚構成となり梱入数も均等化されたことで、コレクションの楽しみが低下しブームは一気に鎮静化することとなる。 つまり本作は最も波に乗っていた短いタイミングのチャンスを見事にモノにしたことになる。その結果25,000円(*17)と高めな新ハードの購入必須という障壁をものともせず20万本と当時のファミコンソフトに混ぜても見劣りしないほどの売り上げを達成しPCエンジンを快調にスタートさせる原動力となった。 携帯アプリ版では、主人公のヘッドロココは高橋名人、ボスキャラは恐竜系に置き換え、本作をベースにした『新高橋名人の冒険島』として配信されていた。